人物札|COURT CARDS
「人物札(コートカード)」は、人物の性格や考え方、行動の特徴などを象徴するカードです。
タロットの小アルカナは、ワンド・カップ・ソード・ペンタクルの4つのスートに分かれています。
それぞれのスートには、ACE〜10の数字札に加えて、4枚の人物札があります。
人物札は、PAGE(ペイジ)・KNIGHT(ナイト)・QUEEN(クイーン)・KING(キング)の4種類です。
4つのスートにそれぞれ4枚ずつ存在するため、人物札は全部で16枚になります。
人物札は、特定の人物を表す場合もあれば、自分自身の性格や行動、置かれている状況を象徴する場合もあります。
また、必ずしもカードに描かれた人物と同じ年齢や性別の人を意味するわけではありません。
大切なのは、そのカードが持つ性質や役割を理解することです。
人物札の基本情報
【ここにセフィラタロット「人物札」の代表画像を掲載】
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 分類 | 小アルカナ |
| 英語名 | COURT CARDS |
| カードの種類 | PAGE・KNIGHT・QUEEN・KING |
| スート | ワンド・カップ・ソード・ペンタクル |
| カードの総数 | 16枚 |
| 主なテーマ | 人物像・性格・行動・成長 |
| 象徴するもの | 学び・挑戦・成熟・統率 |
人物札の4つの階級
人物札には、4つの階級があります。
それぞれの階級には異なる役割や特徴があり、物事への向き合い方を象徴しています。
| 階級 | 主なテーマ | 象徴する姿勢 |
|---|---|---|
| PAGE | 学び・好奇心・可能性 | 新しいことを学ぶ |
| KNIGHT | 行動・挑戦・前進 | 目標に向かって進む |
| QUEEN | 成熟・理解・受容 | 自分と周囲を理解する |
| KING | 統率・責任・実現 | 経験を生かして導く |
PAGE|ペイジ
ペイジは、新しいことを学び、可能性を広げていく姿勢を象徴します。
まだ十分な経験がなくても、好奇心を持ち、未知の世界へ目を向けています。
新しい知識を身につけたり、興味を持ったことに挑戦したりする段階です。
KNIGHT|ナイト
ナイトは、目標に向かって行動する力を象徴します。
ペイジが学びや可能性を表すのに対し、ナイトは実際に動き出す姿勢を表しています。
ただし、行動力が強いからこそ、焦りや無謀な判断につながる場合もあります。
QUEEN|クイーン
クイーンは、経験を通して育まれた理解や成熟を象徴します。
自分自身の内面を理解し、周囲の人々との関係を大切にする姿勢と関連しています。
それぞれのスートが持つ性質を、落ち着いた形で発揮する存在として解釈されます。
KING|キング
キングは、経験や知識を生かし、物事を導いていく力を象徴します。
自分自身の能力を発揮するだけでなく、周囲への責任を持ち、全体を見渡す姿勢とも関連しています。
ただし、統率力が強くなりすぎると、支配的になったり、柔軟さを失ったりする場合もあります。
ワンドの人物札|WANDS
ワンドは、情熱や行動力、創造性を象徴するスートです。
その人物札には、挑戦する意欲や、自分の可能性を発揮しようとする姿勢が表れています。
PAGE OF WANDS|ワンドのペイジ

テーマ:好奇心・新しい挑戦・情熱の芽生え
正位置:好奇心・冒険心・新しい可能性・意欲
逆位置:未熟さ・計画不足・意欲の低下・落ち着きのなさ
ワンドのペイジは、新しいことへの興味や好奇心を象徴します。
まだ経験は少なくても、自分の可能性を信じ、未知の世界へ踏み出そうとする姿勢を表しています。
伝統的なカードには、一本のワンドを持ち、その先を見上げる若い人物が描かれています。
砂漠のような風景の中に立つ姿は、新しい冒険の始まりを連想させます。
KNIGHT OF WANDS|ワンドのナイト

テーマ:情熱・行動力・大胆な挑戦
正位置:情熱・行動力・冒険・積極性
逆位置:衝動的な行動・焦り・無謀さ・短気
ワンドのナイトは、情熱を行動へと変えていく力を象徴します。
目標に向かって積極的に進み、新しいことへ挑戦する姿勢を表しています。
伝統的なカードには、ワンドを持った騎士が、前脚を上げた馬に乗る姿が描かれています。
勢いのある構図から、行動力や冒険心を読み取ることができます。
QUEEN OF WANDS|ワンドのクイーン

テーマ:自信・魅力・創造性
正位置:自信・魅力・情熱・創造性
逆位置:自信の低下・嫉妬・独占欲・感情的な行動
ワンドのクイーンは、自分自身の魅力や能力を理解し、自然体で発揮することを象徴します。
周囲を明るくするような存在感や、物事を前向きに進める力を表しています。
伝統的なカードには、ワンドとヒマワリを持つ女王が描かれています。
足元には黒猫が座り、情熱や魅力に加えて、直感的な側面も感じさせる構図です。
KING OF WANDS|ワンドのキング

テーマ:指導力・情熱・大きな展望
正位置:指導力・決断力・情熱・創造的な統率
逆位置:独善・強引さ・短気・支配的な態度
ワンドのキングは、情熱と経験を生かして、周囲を導いていく力を象徴します。
大きな目標を掲げ、その実現に向けて行動する姿勢を表しています。
伝統的なカードには、ワンドを持ち、堂々と玉座に座る王が描かれています。
玉座や衣装には獅子やサラマンダーを思わせる装飾があり、火のエネルギーを連想させます。
カップの人物札|CUPS
カップは、愛情や感情、人とのつながりを象徴するスートです。
その人物札には、心の動きを理解し、他者との関係を育てていく姿勢が表れています。
PAGE OF CUPS|カップのペイジ

テーマ:感受性・想像力・新しい感情
正位置:感受性・想像力・優しさ・新しい出会い
逆位置:感情の未熟さ・現実逃避・気分の変化・傷つきやすさ
カップのペイジは、豊かな感受性や想像力を象徴します。
新しい感情に気づいたり、身近な出来事に心を動かされたりする姿勢を表しています。
伝統的なカードには、カップを持つ若い人物が描かれています。
そのカップからは魚が顔を出しており、意外な発見や想像力を連想させる構図になっています。
KNIGHT OF CUPS|カップのナイト

テーマ:理想・愛情・心に従う行動
正位置:愛情・理想・思いやり・誠実な申し出
逆位置:理想の追いすぎ・感情的な判断・優柔不断・現実との隔たり
カップのナイトは、自分の気持ちや理想を大切にしながら行動することを象徴します。
愛情を伝えたり、自分の信じる価値観に従って進んだりする姿勢を表しています。
伝統的なカードには、カップを持った騎士が、ゆっくりと進む馬に乗る姿が描かれています。
穏やかな動きから、感情や理想を大切にする姿勢が感じられます。
QUEEN OF CUPS|カップのクイーン

テーマ:共感・直感・深い愛情
正位置:共感・優しさ・直感・感情の理解
逆位置:感情の不安定さ・依存・過敏さ・自己犠牲
カップのクイーンは、自分自身や他者の感情を深く理解することを象徴します。
相手の気持ちに寄り添い、穏やかな関係を築く姿勢を表しています。
伝統的なカードには、美しく装飾されたカップを見つめる女王が描かれています。
海辺の玉座に座る姿は、豊かな感受性や内面の世界を象徴しています。
KING OF CUPS|カップのキング

テーマ:感情の成熟・寛容・冷静さ
正位置:寛容・感情の安定・思いやり・冷静な判断
逆位置:感情の抑圧・不安定さ・依存・感情的な支配
カップのキングは、感情を理解しながら、落ち着いた判断をすることを象徴します。
自分の気持ちに振り回されることなく、周囲の人々と穏やかな関係を築く姿勢を表しています。
伝統的なカードには、波のある海に浮かぶような玉座に座り、カップと笏を持つ王が描かれています。
周囲の水面が動いていても、王は落ち着いた姿勢を保っています。
ソードの人物札|SWORDS
ソードは、思考や知性、判断、葛藤を象徴するスートです。
その人物札には、物事を冷静に考え、真実を見極めようとする姿勢が表れています。
PAGE OF SWORDS|ソードのペイジ

テーマ:知的好奇心・観察・新しい考え
正位置:知的好奇心・観察力・学習・情報収集
逆位置:軽率な発言・疑い深さ・情報不足・落ち着きのなさ
ソードのペイジは、新しい知識を求め、物事を理解しようとする姿勢を象徴します。
疑問を持ち、情報を集め、自分自身の考えを深めていく段階です。
伝統的なカードには、剣を構えながら周囲を見渡す若い人物が描かれています。
風の強い高台に立つ姿は、警戒心や知的な探求心を連想させます。
KNIGHT OF SWORDS|ソードのナイト

テーマ:決断・迅速な行動・信念
正位置:決断力・迅速な行動・勇気・明確な目標
逆位置:無謀さ・攻撃性・焦り・独断
ソードのナイトは、自分の考えや信念に従い、素早く行動することを象徴します。
目標が明確になると、迷わず前進しようとする姿勢を表しています。
伝統的なカードには、剣を掲げた騎士が、勢いよく走る馬に乗る姿が描かれています。
激しい風や動きのある構図が、迅速な行動や強い意志を表しています。
QUEEN OF SWORDS|ソードのクイーン

テーマ:知性・独立・公平な判断
正位置:知性・独立心・公平さ・明確な判断
逆位置:冷淡さ・厳しさ・批判的な態度・孤立
ソードのクイーンは、感情に流されず、物事を客観的に判断することを象徴します。
経験から得た知恵を生かし、自分自身の考えを大切にする姿勢を表しています。
伝統的なカードには、剣をまっすぐ掲げ、もう一方の手を前に差し出す女王が描かれています。
その姿は、真実を見極めようとする意志や、公平な判断を象徴しています。
KING OF SWORDS|ソードのキング

テーマ:理性・公平さ・知的な統率
正位置:理性・公平さ・判断力・知的な指導力
逆位置:独裁的な判断・冷酷さ・偏見・権力の乱用
ソードのキングは、知識や経験を生かし、冷静で公平な判断をすることを象徴します。
個人的な感情だけに左右されず、全体を見渡して物事を決定する姿勢を表しています。
伝統的なカードには、剣を持ち、正面を向いて玉座に座る王が描かれています。
その堂々とした姿は、理性や権威、責任ある判断を象徴しています。
ペンタクルの人物札|PENTACLES
ペンタクルは、豊かさや仕事、健康、生活の安定を象徴するスートです。
その人物札には、現実的な努力を積み重ね、生活や仕事を充実させていく姿勢が表れています。
PAGE OF PENTACLES|ペンタクルのペイジ

テーマ:学習・努力・現実的な可能性
正位置:学習・努力・実用的な知識・新しい機会
逆位置:集中力の低下・準備不足・怠慢・目標の不明確さ
ペンタクルのペイジは、現実の世界で役立つ知識や技術を学ぶことを象徴します。
新しい仕事や学習に取り組み、少しずつ能力を高めていく姿勢を表しています。
伝統的なカードには、一枚の金貨を両手で持ち、じっと見つめる若い人物が描かれています。
穏やかな自然の中に立つ姿は、学習や成長の可能性を象徴しています。
KNIGHT OF PENTACLES|ペンタクルのナイト

テーマ:勤勉・責任感・着実な前進
正位置:勤勉・責任感・忍耐・継続
逆位置:停滞・頑固さ・惰性・柔軟性の不足
ペンタクルのナイトは、目標に向かって地道な努力を続けることを象徴します。
急いで成果を求めるのではなく、一つひとつの仕事を丁寧に進める姿勢を表しています。
伝統的なカードには、金貨を持った騎士が、静かに立つ馬に乗る姿が描かれています。
他のナイトと比べても動きが少なく、慎重さや安定感を感じさせる構図です。
QUEEN OF PENTACLES|ペンタクルのクイーン

テーマ:豊かさ・安定・生活を育てる力
正位置:豊かさ・安定・思いやり・実務能力
逆位置:生活の不安定さ・過保護・物質への執着・自己管理の不足
ペンタクルのクイーンは、現実的な豊かさを大切にしながら、自分自身や周囲の人々を支えることを象徴します。
仕事や家庭、生活環境を整え、安心できる場所を育てていく姿勢を表しています。
伝統的なカードには、美しい自然に囲まれた玉座に座り、一枚の金貨を見つめる女王が描かれています。
周囲には植物や動物が描かれ、豊かさや生命を育む力を連想させます。
KING OF PENTACLES|ペンタクルのキング

テーマ:成功・安定・豊かさの管理
正位置:成功・安定・経済的な豊かさ・責任感
逆位置:物質主義・頑固さ・浪費・支配的な態度
ペンタクルのキングは、長い時間をかけて築いた豊かさを管理し、維持していくことを象徴します。
仕事や財産、生活基盤を安定させ、周囲の人々にも責任を持つ姿勢を表しています。
伝統的なカードには、金貨を持ち、豪華な玉座に座る王が描かれています。
周囲にはブドウや植物、城などが描かれ、物質的な豊かさや安定を象徴しています。
16枚の人物札に共通する意味
人物札は、4つのスートと4つの階級を組み合わせることで、それぞれ異なる性質を表しています。
| 階級 | ワンド | カップ | ソード | ペンタクル |
|---|---|---|---|---|
| PAGE | 情熱を学ぶ | 感情を知る | 知識を求める | 技術を学ぶ |
| KNIGHT | 情熱で行動する | 理想に従って進む | 信念で行動する | 着実に努力する |
| QUEEN | 自信と魅力 | 共感と理解 | 知性と独立 | 豊かさと安定 |
| KING | 情熱による統率 | 感情の成熟 | 理性的な統率 | 現実的な統率 |
同じペイジでも、ワンドでは新しい挑戦への好奇心、カップでは豊かな感受性、ソードでは知的な探求心、ペンタクルでは実用的な学習への意欲を象徴します。
ナイトは、それぞれのスートの性質を行動へと変えていく存在です。
クイーンは、その性質を深く理解し、成熟した形で発揮する存在として解釈されます。
キングは、経験を生かし、責任を持って物事を導いていく存在です。
このように、人物札は階級とスートの組み合わせによって意味が変わります。
人物札が伝えること
人物札は、私たちが持っているさまざまな性格や能力、行動の特徴を象徴しています。
人は、いつも同じように考え、行動しているわけではありません。
新しいことを学ぶときには、ペイジのような好奇心が必要です。
目標に向かって挑戦するときには、ナイトのような行動力が求められます。
周囲の人々を理解し、関係を育てるときには、クイーンのような成熟した姿勢が役立つでしょう。
そして、責任を持って物事を進めるときには、キングのような判断力や統率力が必要になることもあります。
また、同じ人物であっても、状況によって異なる側面が表れることがあります。
仕事では冷静な判断をする人が、趣味では情熱的に行動することもあるでしょう。
人との関係では優しさを大切にしながら、学習では地道な努力を続けることもあります。
人物札は、私たちの性格を一つに決めつけるものではありません。
自分自身の中にあるさまざまな可能性を理解し、状況に応じてどのような姿勢を大切にするかを考えるきっかけを与えてくれます。
セフィラタロットの表現
セフィラタロットの人物札では、SeaCretの登場人物たちが、それぞれの階級を担当しています。
| 階級 | 登場人物 | 主な役割 |
|---|---|---|
| PAGE | セフィラ | 学び・好奇心・可能性 |
| KNIGHT | しい | 行動・挑戦・前進 |
| QUEEN | うみ | 成熟・理解・受容 |
| KING | しい | 統率・責任・実現 |
PAGE|セフィラ
ペイジには、セフィラが登場します。
ペイジは、新しいことを学び、可能性を広げていく姿勢を象徴する階級です。
セフィラタロットの表現
PAGE|セフィラ
セフィラタロットのペイジ(PAGE)には、4つのスートすべてに「セフィラ」が登場します。
ペイジは、学びの始まりや好奇心、未知の可能性を象徴するカードです。
まだ十分な経験を持っていなくても、新しい世界に目を向け、何かを発見しようとする姿勢。セフィラタロットでは、そんな純粋な探究心を、セフィラの姿を通して表現しています。
ワンドのペイジでは、広大な大地を背景に、セフィラが芽吹いた一本の杖を手にしています。小さな芽は、これから育っていく情熱や創造力の象徴です。まだ見ぬ世界への期待と、新しいことに挑戦しようとする好奇心を表現しています。
カップのペイジでは、セフィラが黄金の聖杯を手にし、そこから現れた小さな魚を不思議そうに見つめています。思いがけない発見や、心の中に生まれる新しい感情。理屈では説明できない驚きや、豊かな想像力を象徴しています。
ソードのペイジでは、風が吹き抜ける丘の上で、セフィラが輝く剣を構えています。周囲の変化に注意を払いながら、自分の頭で考え、真実を見極めようとする姿です。知識への好奇心と、新しい課題に向き合う緊張感を表現しています。
ペンタクルのペイジでは、花々が咲く丘の上で、セフィラが一枚の金貨をじっと見つめています。目の前にある可能性を大切にし、これから何を学び、何を形にしていくのかを考えている場面です。現実的な学びや努力の始まりを象徴しています。
4枚のカードには、それぞれ異なる学びの始まりを描きました。
情熱を見つけること。心の声に気づくこと。自分の頭で考えること。現実の世界で学び始めること。
ペイジは、まだ完成された人物ではありません。だからこそ、これからどんな未来にも進んでいける可能性を持っています。
セフィラタロットでは、セフィラの好奇心と静かなまなざしを通して、4つの異なる「始まりの瞬間」を表現しました。
ペイジが問いかけるのは、今の自分に何ができるかだけではありません。
「あなたは、これから何を学び、どんな可能性を見つけたいですか?」
その問いを、4人のペイジの姿に重ねています。
KNIGHT|しい
セフィラタロットのナイト(KNIGHT)には、4つのスートすべてに「しい」が登場します。
ナイトは、理想や目標に向かって行動する力を象徴するカードです。
ペイジが新しい可能性を発見する存在なら、ナイトはその可能性を現実にするために動き始める存在。セフィラタロットでは、馬に乗って旅をするしいの姿を通して、4つの異なる行動のあり方を表現しています。
ワンドのナイトでは、夕日に染まる荒野で、しいが芽吹いた杖を高く掲げ、勢いよく立ち上がる馬にまたがっています。情熱や挑戦、行動力を象徴する一枚です。未知の世界へ飛び出そうとする大胆さと、時に衝動的になってしまう危うさを表現しています。
カップのナイトでは、美しい川を渡る白馬に乗り、しいが黄金の聖杯を大切に掲げています。穏やかに進んでいく姿には、心に描いた理想を大切にしながら、誰かに思いを届けようとする優しさが表れています。誠実さや感受性、理想を追い求める心を象徴しています。
ソードのナイトでは、強い風が吹き抜ける山道を、剣を掲げたしいが白馬とともに駆け抜けています。迷いを振り切るように前進する姿は、強い意志と決断力の象徴です。一方で、目的に集中するあまり、周囲が見えなくなる危うさも秘めています。
ペンタクルのナイトでは、夕暮れの豊かな大地を背景に、しいが黒馬に乗り、黄金の金貨を手にしています。ほかのナイトとは異なり、馬は静かに立ち止まっています。状況を確かめ、準備を整え、一歩ずつ着実に進むことの大切さを表現しています。
4枚のカードには、それぞれ異なる行動のあり方を描きました。
情熱に従って挑戦すること。心に描いた理想を追いかけること。強い意志で困難を突破すること。目の前のことを着実に積み重ねること。
同じ騎士であっても、進み方は一つではありません。どの姿にも、それぞれの強さと課題があります。
セフィラタロットでは、しいと馬の動き、周囲の風景を通して、4つの異なる「前へ進む力」を表現しました。
ナイトが問いかけるのは、単に行動するかどうかではありません。
「あなたは、どのように前へ進もうとしていますか?」
その問いを、4人の騎士の旅に重ねています。
QUEEN|うみ
セフィラタロットのクイーン(QUEEN)には、4つのスートすべてに「うみ」が登場します。
クイーンは、経験を通して育まれた知恵や成熟、物事を受け止め、育てていく力を象徴するカードです。
ペイジが可能性を発見し、ナイトがその可能性を追いかける存在なら、クイーンは積み重ねてきた経験を自分の内側に根づかせる存在。セフィラタロットでは、玉座に座るうみの姿を通して、4つの異なる成熟のあり方を表現しています。
ワンドのクイーンでは、陽光が降り注ぐ庭園で、うみが芽吹いた杖と大きなヒマワリを手にしています。玉座には獅子の彫刻が施され、足元には黒猫が寄り添っています。明るさや生命力、自信と直感を象徴する風景を通して、自らの情熱を大切にしながら、周囲にも勇気を与える力を表現しています。
カップのクイーンでは、青く輝く海を見渡す白い玉座に座り、うみが装飾された黄金の聖杯を大切に包み込んでいます。穏やかな表情で聖杯を見つめる姿には、自分自身の感情と静かに向き合う優しさが表れています。共感力や思いやり、豊かな感受性を象徴しています。
ソードのクイーンでは、高い山々と広大な空を背景に、うみが剣をまっすぐに掲げています。もう一方の手を前方へ差し出す姿は、冷静に物事を見極めようとする意志の表れです。知性や洞察力、公正な判断力を象徴し、必要な時には自分の意志で境界線を引く強さを表現しています。
ペンタクルのクイーンでは、果実が実る豊かな庭園で、うみが黄金の金貨を膝に抱いています。足元には小さなウサギが寄り添い、周囲には花々や緑が広がっています。現実的な知恵や安定、身近な人や環境を慈しみながら、日々の暮らしを豊かに育てていく力を象徴しています。
4枚のカードには、それぞれ異なる成熟のあり方を描きました。
情熱を育み、周囲を明るく照らすこと。心の声に耳を傾け、誰かに寄り添うこと。知性を磨き、自分の意志で判断すること。日々の暮らしを整え、豊かさを育てること。
どれも、人生を重ねる中で身につけていく大切な力です。
セフィラタロットでは、うみの表情や仕草、玉座を取り巻く風景を通して、4つの異なる「内面の成熟」を表現しました。
クイーンが問いかけるのは、単に何を手に入れたかではありません。
「あなたは、これまでの経験を通して、どのような豊かさを育ててきましたか?」
その問いを、4人の女王の姿に重ねています。
KING|しい
セフィラタロットのキング(KING)には、4つのスートすべてに「しい」が登場します。
キングは、経験によって培われた知恵や責任感、物事を統率し、安定へと導く力を象徴するカードです。
クイーンが自分の内側に成熟した力を育てる存在なら、キングはその力を外の世界で発揮し、周囲を導いていく存在。セフィラタロットでは、玉座に座るしいの姿を通して、4つの異なる統率のあり方を表現しています。
ワンドのキングでは、夕日に染まる王国を見渡す玉座に座り、しいが芽吹いた杖を手にしています。玉座には獅子の彫刻が施され、足元にはトカゲが描かれています。情熱や創造力、強い意志を象徴する風景を通して、自らの信念を持ち、未来を切り開いていく指導力を表現しています。
カップのキングでは、波が打ち寄せる海辺の玉座に座り、しいが黄金の聖杯を掲げています。周囲の海が大きく波立つ中でも、落ち着いた表情を保っています。感情に振り回されることなく、自分の心を理解し、他者の思いも受け止める包容力や精神的な安定を象徴しています。
ソードのキングでは、天空にそびえる城の玉座に座り、しいが剣を手にしています。背後には澄み渡る青空と遠くまで続く山々が広がり、一羽の鳥が空を舞っています。論理的な思考や公正な判断力、真実を貫く意志を象徴し、知性と責任を持って物事を決断する強さを表現しています。
ペンタクルのキングでは、豊かな葡萄が実る庭園で、しいが黄金の金貨と杖を手に玉座に座っています。周囲には実り豊かな自然と美しい城が広がっています。努力によって築かれた成功や安定、現実的な知恵を象徴し、手にした豊かさを守り、次の未来へとつなげていく力を表現しています。
4枚のカードには、それぞれ異なる統率のあり方を描きました。
情熱を持って未来を切り開くこと。感情を理解し、周囲を受け止めること。知性を生かし、公正に判断すること。現実的な豊かさを築き、守り育てること。
キングが持つ強さは、単に他者を従わせる力ではありません。自らの力を成熟させ、その力を使って周囲の世界に責任を果たしていくことにあります。
セフィラタロットでは、しいの落ち着いた佇まいと玉座を取り巻く風景を通して、4つの異なる「責任と統率の力」を表現しました。
キングが問いかけるのは、単にどれほどの力を持っているかではありません。
「あなたは、自分の持つ力を、何のために使おうとしていますか?」
その問いを、4人の王の姿に重ねています。
関連カード
→ 小アルカナ:ワンド|WANDS

→ 小アルカナ:カップ|CUPS

→ 小アルカナ:ソード|SWORDS

→ 小アルカナ:ペンタクル|PENTACLES



